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日本の悲劇のkotaroのレビュー・感想・評価

日本の悲劇(1953年製作の映画)
3.6
リアリズムの鋭さを存分に堪能。ラストシーン間際の呆気ないカットに衝撃を受け、その後の叙情豊かなギターの調べが胸に響く。
戦前/戦中/戦後と、価値観が転換した時代に生きる名もなき市井の人々を描く悲劇。
流しの佐田啓二に滲む色気と寂しさ。いい俳優さんだなー。
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