ま

アーノルド・シュワルツェネッガーのSF超人ヘラクレス/アーノルド・シュワルツェネッガーのヘラクレス/アドヴェンチャー・オブ・ヒーローのまのレビュー・感想・評価

3.2
新年はシュワちゃんの暑苦しい筋肉でも堪能します。

ターミネーター、コマンドー、トータルリコール、プレデター、イレイザー等々幾多の傑作アクション映画に出演したスター・シュワちゃんの原点にしてデビュー作(1970年作)。

自慢の肉体を活かした超絶アクション!を誰しもが期待すると思うが内容はなんとSFコメディ。しかもギリシャ神話の神。

半分神・半分人間の若き「ヘラクレス」(アーノルド・シュワルツェネッガー)は最高神「ゼウス」の怒りを買い雷(いかづち)で人間界に飛ばされてしまう。

そこでお調子者の相棒・プレッツィや綺麗なお嬢さんと出会い重量上げの選手になったりのドタバタコメディ。

シュワちゃんの肉体美が半端ないっす。現役ボディービルダーだった時なので胸板、二の腕、足の太さ等尋常じゃない。無意味に胸筋ピクピクさせてる絶対…。

そんな筋肉神ヘラクレスは見た目通り超怪力で、大男を何人も投げ飛ばし、タクシーをひっくり返し、馬車で町中爆走しとやりたい放題。神様故に人間界の常識など通用せず「僕の名前はヘラクレス」「ヘラクレスなんだから当然」と人間の忠告を無視しこの人頭がオカシイんだわ等酷い言われ様。

どこか抜けてるけどピュアで憎めないヘラクレス。これはシュワちゃんだからなせる本当の意味での力業(ちからわざ)。

ギリシャ神話に登場するその他の神も色々登場します。音楽も終始ほのぼのしていて何を見せられてるんだ感はありますがとても楽しいコメディでした。
ま