浮浪児どもの風体がものすごい。基本的に猿。ソ連は猿を文明化したのだという偏見しかないプロパガンダだが調教する大人の方にも西洋的なヒューマニズムはないのでガチ感がやばい感じだった。もうどこを見ても今の…
>>続きを読むシネマヴェーラ渋谷"ソヴィエト映画特集"にて。
プロパガンダ臭さには閉口する。特に戦後付け足した部分は酷い。ただ、そこをやり過ごせばなかなか良い。
浮浪児が働くことに目覚め、生き生きしてくる様(こ…
1931年のニコライ・エック監督によるソ連初のトーキー映画。これは傑作! 盗みを働く浮浪児たちを共同工場で自主的に働かせて人間性を養い更生させていく。メリハリある映像演出は見事で少年たちがとても生き…
>>続きを読む2019.12.6 DVD #210
ソ連最初のトーキーで作られた映画作品、1957年にニコライ・エック監督自らが改訂した復元版。
十月革命の動乱によって生まれた孤児たち、中でもムスターファを…
フィルマークスでは何故かドキュメンタリーとして登録されているが劇映画である。ソ連初のトーキー映画。トーキーであるのに字幕での説明がやたら多く、サイレント映画の名残がある。
浮浪者の少年の再教育を通…
コミューンの指導者セルゲーエフ(ニコライ・バターロフ)にしても浮浪少年グループのリーダー、ムスタファ(イワン・クィルラ)にしても、とにかく名演。
ストーリーも「蠅の王」を彷彿とさせるものの一筋縄では…