こーひーシュガー

キャプテン・アメリカ ~レッド・スカルの野望~/キャプテン・アメリカ 帝国の野望のこーひーシュガーのネタバレレビュー・内容・結末

2.5

このレビューはネタバレを含みます

【アメリカが生んだ星―――「キャプテン・アメリカ/レッド・スカルの野望」】
今では世界的なスターとなったキャプテン・アメリカ。
MCUでの活躍以前に実はすでに映画化されていた!
これがそれ。

チープな作りで脚本は中学生が考えたかのような安っぽさ。
ツッコミどころ満載だが、展開としてはけっこう楽しめた。
スティーヴがレッド・スカルと戦って氷漬けになってからのテンポがアホみたいに早くてツボった。

キャラクターの魅力はほぼない。
スティーヴは弱すぎるし、レッド・スカルの出自やスティーヴの志願動機もかなり曖昧で感情移入はまず無理。
唯一レッド・スカルの手下たちのビジュがいい!スパイものの映画やドラマで活躍しそうな風貌で、もうこいつらが主人公でいいんじゃない?笑
あとそいつらにかつての恋人を殺されたのにキャップはなんで悲しむ素振りを見せない!?サイコパスか?

ティム・バートン版バットマンと同じ時代に作られたとは思えないクオリティの低さ。それでもそのチープさが癖になる。