あらすじで面白そうと思ったのですがこのジャケ写のセンスのなさにクリップしっ放しで全く手を出す気にならなかった今作。
韓国作品にお詳しいRucola様に幾つかご紹介いただいた1本で、Rucola様に後押しで鑑賞する事ができました。ありがとうございました。
これはズルイです！こんなの泣くにきまってるじゃないですか。
作り手さん達はそれを狙っているのは明らかで、でもベタな作品は大好きだから今作仕上がりにガッツリ持っていかれました。
ジャケ写変えた方が良いと思いますよ。
自殺願望のあるサンマンにある事がきっかけで彼に取り憑いた成仏できない4体の霊。サンマンに憑依してやりたい放題ですが霊たちを成仏させるには願い事を一つ一つ叶えてあげればいいんだとか。よってサンマンは霊たちの願い事を叶える為に行動を始めるも・・・。
霊ではないですが一人の人間にある物が憑依するって、しかも4体となると電王の良太郎とイマジン達を思い出してしまいます。そして今作も電王同様取り憑いた者たちとサンマンの感動作でした。
途中、「これは何を言っている？」とか「どういう事？」と感じる場面がありますが何か淡々と進む印象。でもラストに全部持って行きます。そしてそう感じた事が伏線だったわけで、そういう事か！と分かると一気に今までのシーンを思い出します。なんだろこれ？と感じながらも淡々と進むのはラストに待っている感動に過去シーンを複雑にしないで分かり易く思い出させてくれる作りにしているのでは？と思いました。
余韻が残る作品は沢山ありますが、観ている最中よりも観終わった後にそれぞれのシーンを思い出し涙が止まらない作品は珍しいと思います。
今作そんな作品でした。
【余談】
テコンV登場には違う意味で感動しました。
