マシンガンファーザーのコンビの一本
スコアより全然楽しめた作品だった
記憶を失ったファイターが血に塗れた自分の過去を思い出していくというストーリー
意外にも映画自体がコンパクトにまとまっているというのもあってか、ストーリー自体に引きがあって楽しく見れた
主人公のビジネスパートナーの存在も良かった
でもストーリーの芯の部分に触れ出す後半になるとアクションの量が極端に減ってしまっていたので、そこのペース配分はもうちょい考えて欲しかったかもしれない
主演のドミニク・ヴァンデンバーグは元傭兵のいわゆるホンモノの人
なのでシャドーのキレは凄いし、本作で使われている技も時代を考えるとかなり多彩で面白い
でも本作を見て思ったのは映画とリアルは違うんだなということ
そのドミニク・ヴァンデンバーグの凄さがアクションとして上手く昇華されていなかった
それはドミニク・ヴァンデンバーグが映画用にアクションをデフォルメできてなかったっていうのもそうだし、撮り方が良くなかったっていうのもある
でも前半は結構肉弾戦がボリューミーにあって楽しかったです
それ以上に気になったのはラストの銃撃戦
その状況下からは無理だろという所からアクションが始まるので、そこのロジックはしっかりして欲しかったかなぁ
セガールとかチャックノリスじゃないとあの状況から動き出すのは無理だと思う笑
アクション目当ての方なら結構楽しめるであろう一本でした
