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バンディダスのhancharのネタバレレビュー・内容・結末

バンディダス(2006年製作の映画)
3.2

このレビューはネタバレを含みます

まだ見た事無い作品をテレビ東京
『午後のロードショー』を録画して見た記念すべき最初の作品。(普通自分では言わない)

舞台は19世紀メキシコ。ニューヨークの銀行が鉄道開通の為の土地を“悪徳取り立て屋”のジャクソンを雇い不当なやり方で買収して行き追いやられた民衆を助ける為に弱キャラから順に戦っていくマリア&サラのカウガールの話…と思いきや二人が行ったのは、民衆の土地やお金を絞り取って行くアメリカ資本に成り代わった地元の銀行や新設された銀行を襲う強盗だった。🤣
確かに“奪われた物を取り返しに行く”と言う点では理に叶っているけど…。
マリアの父はジャクソンに撃たれ重症を負いサラに至っては地元銀行の頭取だった父を殺されてしまう。
本来、神に仕える神父さんが昔凄腕だった強盗に教えを乞う様に二人に指示するファンキーさは👍
中々ソリが合わなかった二人がこの修行で仲良くなって行く様は良かった。

マリア(ペネロペ)の胸元にどうしても目が行ってしまうのは男の性かもしれないが、サラの死の謎を説いた科学捜査官のクエンティンに父の死の真相を聞く為に拷問を二人が仕掛けるが羨ましいとは思えず「これはヤバい、色んな意味でヤバい」と思った。😓

ジャクソンとの対決はスローモーションでの演出は良かったけど決着はあっけなかったな~。

ラストは二人で「今度はヨーロッパで強盗やるか」とか言っていたけど「第2,第3のジャクソンが出てくる可能性大なんだからこれからも民衆を守らないと駄目なんじゃないの? 」とかのツッコミ所はたくさんあるけど何も考えず楽しめる作品でした。
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