サボり気味モザイク…
やっと取寄せできた！『ジョイス』と同時期にレンタル開始したラン案件。原住民だけが住む島で大暴れする人喰い魔神さんに襲われる食人ホラー。なんだけど、人喰い魔神さんの股間のモザイクが仕事したりしなかったりで、修正版なのか無修正版なのかがサッパリわかんない仕様に笑った。
基本、アップの場面ではガッツリモザイクが入ってて、引きで捉えてる時は全く入んないから、早送りかなんかでテキトーにチェックしたんじゃないかな？って勝手に推測。しかも女性の場合には基本モザイク入んないし、え？今映ってなかった？って思っちゃうレベルのギリギリショットがあったりで変にドキドキしたわ。ちなみにア◯ルは鉄壁。
売り出し中の女優ローラを身代金目当てで誘拐した犯罪グループと、ローラを連れ帰るよう映画会社に依頼された代理人の男2人がローラを巡って島で激突するんだけど、勝手に無人島やと思ってた島に原住民がいてさぁ大変ってなる三つ巴決戦。そもそも何で変な島にわざわざ連れ込んで監禁するんかが良くわからんね。
森の中で原住民に襲われる裸女と凱旋パレードのように豪華に街中を車で移動する女優を交互に見せる対比と予兆で不安感を煽り、一糸纏わぬ姿と完全武装の服装（スク水）が感じさせる文明・非文明的落差を感じさせる冒頭は、ブニュエルの『この庭に死す』的なことをやろうとしてんのかな？とか思ったけど、特にそんなこともなく、ゆる〜い戦いに発展していくのが気が抜けてて面白い！
原住民たちは邪神信仰みたいなことしてて、生贄を差し出さなければならないんだけど、神と崇められてるのが割と普通の見た目のオッサンでブラブラそこら辺を歩いてるってのが笑える。でも『私はゾンビと歩いた』のカラフォーみたいに目が異常に飛び出てて、なかなかナイスなビジュアル。時々カラフォー目線のボヤけた映像と呻き声を挟んだモンスター的な演出をしたり、素手で腹引き裂いて臓物引っ張り出したりとか強キャラ感出しつつも、やっぱり普通のオッサン程度の戦闘力しかなくて、ゆるゆると殴り合いとか投げ合いとかするから可笑しくて仕方なかった。
これが初ジェスフランコだったんだけど、大体ほかのもこんな感じなのかな？結構好きだわ！
