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隣人13号のYSKのレビュー・感想・評価

隣人13号(2004年製作の映画)
2.8
かつて受けた凄惨ないじめの影響で二番目の人格を有した十三が、偶然かつての首謀者とめぐりあってしまったことで暴走するお話

似て非なるものとして同じジャンルでくくってはいけないのでしょうが、どうしたってこの道の先ある『オールナイトロング』には勝てないよねとなってしまいます
まあもちろん映倫を通している・いないがあるのだから仕方ありませんが

中村獅童の存在や新井浩文の佇まいこそは満点に近いものの、劇中にインパクトや見どころがあったようにはあまり思えませんでした
強いていえば小学校の門に飾られていた標語くらい?
長年この町に住んでいたはずで、職場でのキャリアも長いはずの赤井家がなんであのタイミングでこんな小さいアパートに越してきたんだろう
途中に挟まれていたいじめ暴行映像って本当に十三と赤井?
赤井の息子にしたことより、隣家のキチガイや死神、アフロへふるった暴力のほうが残酷で笑ってしまいました
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