ちーちゃん

残酷な記念日のちーちゃんのレビュー・感想・評価

残酷な記念日(1968年製作の映画)
4.2
キレッキレのベティ・デイヴィスがとにかく最高!!鬼BBA演じさせたら天下逸品。

やべえ奴しか出てこない。独裁母、下着泥棒変態長男、アダルトチルドレン次男、モラハラ三男。次男嫁と三男婚約者もめちゃくちゃ気が強く、火に油を注ぎまくる。95分ノンストップのレスバ戦争。

比較的空気な長男、第一子あるある満載で共感。親の言動に一応従っとけばそこそこ安泰なポジションでいられるのめちゃくちゃわかる。ただし自由は無い。
搾取子次男、いちばん損な役回り。ちなみに我が家では真ん中が最も要領良いです。
そして、なんだかんだで末っ子がいちばん愛されてるのも我が家そっくり。それゆえモラハラクソ野郎。他の兄弟を見下しまくってるし、自分ひとりでは戦えないからって彼女を母親の対抗馬に差し出すのが卑怯すぎて登場人物の中でいちばん腹立った。

脚色担当がサングスター先生だそうなのでどんでん返しあるかと思ったけど、それは無く。でもめちゃくちゃ面白かった。
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