マリオン・コティヤールのインスタでギャスパー・ウリエルの訃報を知り衝撃をうけた。いつもどおりただ開いたインスタで訃報が飛び込んでくるなんて。悲しい。もうこの世にいないなんて信じられない。
これからルイ・ガレルとの共演観たかったな。
個人的にギャスパー・ウリエルといえば本作。「ロング・エンゲージメント」と悩んだけどこっちのがギャスパー・ウリエルらしさが出てて好き。美しく物悲しく繊細なギャスパー。
本作はメラニー・ロランとの共演作。
いきなり列車で出会ってそのまま実家に連れて行くというフランスのカルチャーに呆気にとられつつ、ルイーズに翻弄されるシモンを見守る形に。
セリフは少なく無言のテニスシーンとかやたら長いし、悩めるシモン、ルイーズではなくマチューに対する思い、白黒はっきりしないフランス映画特有の雰囲気、なにがいいってわけじゃないのになんとなく好きな作品。
ギャスパー・ウリエルのファンは外せない1本かなと。やっぱり憂いを帯びた目というか哀愁漂うというか、繊細な役がピカイチだなと思う。でもなんだか余計に悲しい。
変わった女の子ルイーズを演じたメラニー・ロランもめちゃくちゃかわいい。
同じベッドで寝ても肉体関係はなし。ただ一緒に寝るだけ。目の前で全裸になったりもする。謎すぎる女の子。でも最後にはルイーズの謎もわかりある程度納得できるキャラクター。それにしても初期の作品はもれなく脱いでて潔い。
