レレレ

ラガーンのレレレのネタバレレビュー・内容・結末

ラガーン(2001年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

3時間43分もあるし。
インドでは国民的スポーツでも日本では馴染みのないクリケットを題材にしてるし。
と、敬遠する理由ばかりの映画「ラガーン」。
でも、はっきり言って素晴らしい映画。
クリケットのルールなんてわからなくても何も問題ない。
主人公のブバンがカーストの自分より下の人間カチュラを触った時。
周りのみんなが驚く。
日本人には馴染みがないがカーストの下の人間は不浄とされていて、いわゆる汚い存在。
でもそんな事は関係ない。
一つになるんだ。
裏切り者のラカが頭にボールを当てられ流血。それを見たバーガが叫びながら打ち続ける。
それだけで目頭が熱くなる。

アーミルカーンは常に弱い者の味方だし、肌の色や生まれた環境、カースト、宗教。
そんなものは関係なく、大事なのはお互いが認め合い尊敬する事だ。
と教えてくれる。

彼はそれを教え続けてくれる。

あっという間の3時間43分。
最初から最後の本筋がどうなるか?なんてわかってるけど、それでも目頭を熱くしながら観てしまえる王道中の王道作品。

ダンスも良し。

また観たい。
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