こぅ

脱獄者の秘密のこぅのレビュー・感想・評価

脱獄者の秘密(1951年製作の映画)
4.0
ジーン繋がりで鑑賞。

マイケル・ゴードン監督による、
【復讐ウエスタン】。


1871年冬。
ネバダ州カーソンシティの刑務所を脱獄したジェームズ(グレン・フォード)ら5人が、カリフォルニアのモンテ・ディアブロ湖近くの村に現れる。
この村(隣保館)にはマーシア(ジーン・ティアニー)ら8人の女が住んでいた。
脱獄囚の1人、グリア(ザカリー・スコット)は、ジェームズ(グレン・フォード)がこの村に4万ドルを隠している事を聞きつける…。


脱獄囚vs
男達が炭鉱で出稼ぎ中に家を守らなきゃいけない女達というシンプルなプロットが良い。

男達は丸腰、女達に銃があった。
銃を所持している側が強いのは当たり前。

納屋が火事になって、男達が馬を助けた事で、少し距離が縮まった。

この手のあるあるで、
悪人の中に1人善人がいるというのも、甘さを許さない気の強いメインになる女を配置するキャラの お膳立て も抜かりないし、徐々に欲や情が浮き彫り、露呈する展開も安定定番。
自立している女としてない女、
金より愛の女、
愛より金にしか興味が無い男
の明らかな 対比 が残酷に、克明に描かれている。
それによって死者も出るのだ。

長老女が意外にも優しかったり、抵抗しない⤵︎

ジェームズの ある目的 と関連して、これもあるある展開で、ジェームズとマーシアは、、

炭鉱者が村に帰ってきて、
クライマックスには、しっかり銃撃戦をスタンバイ。


トータルで無駄の無い、終盤には畳み掛けてくる脚本だが、
ラストのオチ、
保安官の甘さ、テキトーな対応に納得出来ず、、But、最後にこれが実話だと言われちゃあ仕方あるまい。
こぅ

こぅ