だい

墓標には墓標をのだいのネタバレレビュー・内容・結末

墓標には墓標を(1963年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

ならず者に殺された父親に復讐しようとする3兄弟。
1人はその手で復讐を成し遂げようとし、
1人は法を学び司直の手で罪を問おうとする…


いや、序盤のこの筋書きで、
結局は兄弟で争うことになってやっぱり私刑は良くないよねってなるやつ!
って思うやん?


まさかの!!!!!!


牛泥棒に始まり、
ウェスタン映画が法治社会への礼賛という描き方をするものがどんどん増えてきた中、

まさかの結局法を捨てるやつ!!!!


さすがマカロニウェスタンだぜ、
本場USAができないことをやすやすとやってのける!
そこに痺れる(略)

あんだけ法ガー法ガー言っておいて、
結局相手の手下を問答無用で撃ち殺すジェフよ…



そんなこんなで途中からテーマらしきものが全て失われるものの、
勧善懲悪の復讐劇としてはエンタテインメント性が失われないのでそれでも楽しめるの好き。


勧善懲悪は結局他のどんなテーマよりも上位にあるのだ。
だい

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