GaPTooth

パウダー・リバーの対決のGaPToothのネタバレレビュー・内容・結末

パウダー・リバーの対決(1953年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

1875年。
パウダー・リバーで金が発見された。
チーノ・ブルは、J.スレーターに誘われ、保安官を辞めてパウダー・リバーにやって来ていた。
が、町に買い物に出掛けている間に何者かにスレーターが殺されており、蓄えていた金が盗まれていたΣ(; ゚Д゚)キャー

スレーターを殺したのは、少し前にひと悶着あったロニィ・ローガンではないかと考えたチーノは、ロニィへの復讐心に燃えて町に戻り保安官となる。

ここからの展開が見事。
サロンの女主人フィンチー、用心棒のミッチ、ミッチの元婚約者デボラ・アレン、そしてチーノ。
各々の過去や抱える問題までも露にしながら描かれる心情が深く熱い。そして役者も上手い(*’ω’ノノ゙☆パチパチ

愛するがゆえに別れを選ぶ二人が切ない。

なんと!!スレーター殺しの犯人の正体はアノ人だったとは?!~からの決闘への流れは秀逸。だが、呆気ない終幕(=д= )ウソヤロ?マジカ?

スレーターを殺したのはロニィではなかった。ロニィを合法的に逮捕もしくは銃殺する為に、体を張って罠(渡し船のくだり)を仕掛けるブルの行動は保安官としてどーなの?!という疑問は置き去りのまま。

煙草をふかす女性とか、脳腫瘍を患って悩む医者とか、劣悪な環境で心臓の近くに留まった弾丸を取り除く手術とか、口の軽い酒飲みじいちゃんとか、突っ込みどころはてんこ盛り(*´艸`)
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