リラリオ

山の焚火のリラリオのレビュー・感想・評価

山の焚火(1985年製作の映画)
3.4
人里離れたアルプスの山腹で閉鎖的な生活を送る一家。
父…あだ名は怒りん坊、短気で頑固だが、家族をメチャ愛している。ブチギレると手がつけられなくなる。
母…優しいが神経質。祖母曰く「昔は明るかったが坊や(弟)が生まれてから変わってしまった」とのこと。喘息持ち。
姉ベッリ…しっかり者。将来の夢は教師だったが学校を退学(父に辞めさせられる)家に戻り、弟の世話、父の仕事を手伝う。
弟(坊やと呼ばれ名前不明)…10代半ば、聾唖者。ベッリから勉強を教わりながら父の仕事を手伝う。すぐヒステリーを起こす。特技石積み、時折奇行、性に目覚め、姉をエロい目で見ている。

仲良く暮らす一家だが、弟が時折見せる奇行に頭を悩まされていた。
夏も終わりに近づいたある日のこと。故障した草刈機にブチギレた弟は崖から芝刈り機をぶん投げ破壊し、父の逆鱗に触れる。

弟家出→山小屋で一人暮らし→母「ここが晴れるまで(父の怒りがおさまるまで)山小屋にいた方がいいかも…」→弟、家からパンや道具を盗む→一心不乱に石積み→心配し、様子を見に行くベッリ→焚き火を囲み食事→そして2人は愛し合う…。

晩秋の頃、父は家に戻らない弟を迎えに行く→久しぶりの再会に抱き合う2人→弟は家に戻る→体調を崩し寝込むベッリ…なんとベッリは、弟の子を身篭っていた…。

冬になり、ベッリは母に妊娠したことを打ち明ける→「…知ってた」→姉弟の秘密の関係を黙認していた母、一応妊娠を喜ぶ(マジかよw)→母、父にベッリの妊娠を伝える→「妊娠!?誰の子だ?」→「坊やの子…」→「!!!」→怒り狂った父は銃を持ち出す→「ちょ!待っ!お願い、話を聞いて!」なだめる母…。
だが、怒り爆発暴走機関車の父を止めることは出来ず…「2人ともぶっ殺してやる!!」
父は銃口をベッリに向け…
そして悲劇が…!!

ちょっと…どうすんべよ…これから。
何気なく見始めたが、とんでもねぇ内容の映画でした 笑
常識がないって恐ろしいな…
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