百戦錬磨のベテラン刑事 vs 天才的な犯人…ありがちな構図だが、やはり韓国の得意分野だけあってか、一筋縄では行かない重厚なサスペンスフルなアクションに仕上げてはある。
と言っても、とにかく男臭く、いわゆる義理と人情という古臭いテーマが最終的に見えてくるのだが・・・流石のチャ・スンウォンにハン・ソッキュの芸達者なキャスティングと、巧みな演出でかなりの見応えに昇華。
ただし、情のクライマックスにはニヤリとしたが、ラストは蛇足にも見えるのがもったいなくも思えるものの…夢、根性、技、知恵、コネ、見た目、仕上げ、しかと心得ました。