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奪還 DAKKAN アルカトラズのLEEのレビュー・感想・評価

奪還 DAKKAN アルカトラズ(2002年製作の映画)
4.2
刑務所版ダイハードな一本
純粋に見ていて楽しい作品だった


テロリストに占拠された刑務所を潜入捜査官として服役中のセガールが解放するというお話
相棒が黒人だったりDMXの曲が使われてたりで、なんだかDMX三部作を思い出すような感じ
もうちょっと囚人同士の交流が見たかったような気はしたけど、コンパクトなサイズながら次々とイベントが発生して飽きさせることがなかったし、敵のキャラ造形もよかった
惜しいところといえば刑務所長で、いい人なのか悪い人なのか中途半端な位置にいたのは残念


アクションは割と銃撃戦が多めなんだけど、こちらも満足感高し
アクションを手がけているのは熊欣欣で、いつものセガールの瞬殺スタイルとはまた違ったアクションになっていた(どちらかというと沈黙の聖戦とかが近いのかな?
熊欣欣らしいカットの繋ぎの甘さなどは目立つものの、派手なリアクションやターザンなど色々と工夫されていたのよかった
欲を言えばラスボスとのタイマンを見たかったな(あの決着の付け方もいいけど


セガール作品の中でも結構お気に入りになった一本
オススメ!
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