てれ

残酷ドラゴン 血斗竜門の宿のてれのレビュー・感想・評価

3.0
初めて観た台湾映画になった。ジャンルは武侠映画でいいのかな? 時代劇らしく剣と弓矢がメインの戦闘シーンで、ときどきワイヤーで飛んだりして華麗。飛んできた短剣を箸で掴むところ面白い。
武術指導がハン・インチェで、手下役で出演もしている。「成龍拳」の女戦士役だったシュー・フォンもいて、冒頭とかそれくらいしか出番なかったけど、これがデビュー作らしい。
劇中に出てきた羊肉麺が美味しそうで食べたくなったし、オープニングのクレジットが達筆な漢字&京劇風の伝統的な音楽でカッコよくて中国の歴史文化をもっと知りたくなった。

敵の大玉が悪徳宦官なので、主人公が「下がないなら上に気をつけろよ」とかめちゃくちゃ煽ってたの、なかなかひどい(笑) 宦官ネタってやっぱり向こう(中華圏)の定番なのかしらね。

追記
本作にスタントマンとしてサモハンとジャッキーが参加している情報を後で知ったのだが、本当なのだろうか? 1967年ならサモハン15歳、ジャッキー13歳くらいで、まだスタントマンとして活動できる歳ではない気がするけど……中国戯劇学院に在籍しながら子役として既に映画出演経験済みではあるが(サモハンは1961年に、ジャッキーは1962年にデビューした) あーなんか書いてて分からなくなってきた。謎です。
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