DVD版はともかく、カムテックからリリースされたVHS版の"おはよう、新人類諸君‼︎"という意味不明なキャッチコピーは強烈過ぎる
芸術性、娯楽性など二の次三の次でひたすら金儲けを重視した映画を量産したバッタもんイタリア映画界の帝王ジョー・ダマト監督作品
何と脚本&撮影も兼任しています
主演は同年『武士道ブレード』にてあの三船敏郎や千葉真一と共演したインドネシア出身のラウラ・ジェムサー
南国の孤島を舞台にゾンビが襲いくる展開はやはり『サンゲリア』の影響か
しかし全体の85%が濡れ場というのはある意味凄い
本作の見所は何と言ってもラウラ・ジェムサーが男性器を喰い千切る強烈なシーンのみ
ゾンビの造形もボロ雑巾の寄せ集めを着た浮浪者レベルの代物で、果たして"ゾンビ映画"と呼ぶのはいかがなものか