モピ

ベンジャミン・バトン 数奇な人生のモピのネタバレレビュー・内容・結末

3.0

このレビューはネタバレを含みます

なんだこれつっっっっっら……最初は「ベンジャミンたいへんそー」だったけどラストら辺はとにかくデイジーが辛そうでやりきれなくて泣いてしまった……

デイジー、ほんとうに辛かったろうな
すごく強くて愛に溢れた魅力的な女性だったと思う

時間の流れを否応なく意識させられる作品テーマだったので、ある程度固定のモチーフ(7回雷おじいちゃまとか、嵐(これはまた別か)とか、実家の老人養護施設とか)が出てくるのなんかよかった。

精神的な年齢の進みを表現する演技がほんとうに素晴らしい。やっぱり特に主演のおふたりに大拍手だ……

ベンジャミンの周りの反応、リアリティと「ほんとにそうなるかね」のバランスが取れててスっと入ってきたのもよかった。半端にあらすじだけ知ってて、どうやって演出するんだろうって思ってたところが実際観て割とすぐ受け入れられたのって主演の名演だけじゃなくて脇を固める方々の演技も良かったからっていうのもあるとおもう。

私も、知らず知らずの間に見た目の年齢で経験や対応の仕方を推し量ってしまっているところがあるなって気付かされた。失礼に思われない程度で決めつけに気をつけていきたいなとおもうなど……

やーーーーしかし長い。人生を描くんだからこれでも端折ってるんだとは思うんだけどなかなか疲れました。長いのでいろいろ考えたことが散乱してしまっていて、レビューの体をなしてなくてすみません




「運命」の存在を感じる映画だとおもいました
モピ

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