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ベンジャミン・バトン 数奇な人生の文o文文のネタバレレビュー・内容・結末

3.8

このレビューはネタバレを含みます

役の個性のみの記憶で、ストーリー忘れてたので当時以来の2度目視聴

余談だが
子供どうしには上も下もない
なので人種も貧富も関係なく友達になり遊べる
時折大人は言う、あの子とは遊ではいけないよと
その大人に分別があるから

映画ではベンジャミンを見て完璧とデイジーが言った頃
彼女はベッドの上で折れた脚を元に全てを失っていた
子供時代ならもう少し関係性は平気だったかもしれない
自身が下っていきベンジャミンが上にいる事実を大人に成ってしまったデイジーは受け入れがたい


前半は暗くグロめに血も平気で出すが、既に後半へ差し掛かったタクシーに轢かれる場面は何処かそれさえも綺麗にしようとしている
散々轢かれる前にドキッとさせるものを小さく置いておきながら轢かれるので、事故そのものは俯瞰の画の脚くらいで、ドキッとする場面にしてない、やはり事故になったといった感じの流れ
音楽含めとことこ後半は美しく


物語を追っている間は、大人むけの絵本を読んでいるよう
デビットフィンチャーでなかったら、それほどの作品ではないかも
一歩間違うと安っぽい作品にもなりかねない
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