このレビューはネタバレを含みます
大筋に文句を付けるような無粋な見方はしないが、ストーリーの所々に細かな粗が目立つ。
ガトーと主人公との関連性も特に語られることもない。
どうしてハチドリをストーリーのシンボルにしてしまったのか……。これが多くの違和感を作っている感が否めない。
かっこいいブラピが見れるという点と愛する恋人が若返っていき自分を忘れていくという設定はとても良かった。クライマックスのよちよち歩きの子供になったベンジャミンにキスをする所なんかはシーンとしては最高に良かったと思う。
ストーリーでたまにベンジャミンが言い出す「いつどこでなにを目指してもいい。変わってもいい。」は観る人にポジティブな影響を与えるとは思うが、テーマ的にも父親というポジション的にも ちょっとずれてないか と思ってしまいはした。