ゼロ

ベンジャミン・バトン 数奇な人生のゼロのレビュー・感想・評価

3.0
人生は素晴らしい。

監督はデヴィッド・フィンチャー氏、主演がブラッド・ピット氏。このコンビは、『セブン』『ファイト・クラブ』に続く作品となっています。

あらすじとしては、80歳の状態で生まれ、年を取るごとに若返る人生を与えられた男・ベンジャミン・バトンの一生を描きます。

一人の男が老人から赤子へと向かうのはファンタジーではありますが、作中で語られる物語は、限りなくリアリティがありました。

ベンジャミン・バトンの人生を追体験する物語ですが、人生の岐路としては、デイジー・フューラーの存在がありました。二人の恋は、幼少期から始まっていたのに、お互いの気遣いなどがあり、すれ違っていた。

どんな人生や状況であっても、その一期一会を大切にし、全力で生き抜くこと。それが大切であることを教えてくれた作品でした。
ゼロ

ゼロ