"おやすみ、ベンジャミン。"(←絶対これで終わると思った)
再鑑賞。10代の時に見たけど、こんな長かったとは…。一本見るだけでロードオブザリング3まで見るのと同じくらいの体力使った気がする。
皆大好きフィンチャーといえば、セブンやファイトクラブのような、ダークで渋い作風でお馴染み。
だけど本作はまるで大人向けのおとぎ話のようなラブストーリー。決してメランコリックではないけど。
あまりにも有名な映画だけど、改めて見てみると本当に良い作品！
人生をテーマに、老いること、学ぶこと、人々との出会いや別れ、愛、生きることの残酷さが丁寧に描かれている。フィンチャーのどの作品にも共通するのは、本当に驚くほどの丁寧さ。登場人物を魅力的に映し、徹底された世界観に魅了される✨
厚みのある物語に負けない豪華なキャスト陣も見どころの一つ。
ブラピは当たり前にかっこいいけど、ティルダスウィントンとケイトブランシェットもとびきり綺麗で素敵。2人とも癖のない普通の女性を演じてるのが、今になると逆に新鮮。笑
この2人は最近はもう癖強いオバサン役ばっかなのよ。
あとは子供の時のエルファニングが出ててびっくりした。すかすかの歯並びがまたかわええ。
キャスト達も歳をとり、当たり前にベンジャミンとは違うので老けてはいってるものの、今も彼らは素敵だよね。(元がいいからね^ ^)
ありめろんのお気に入りは真夜中のホテルで語り合うシーン。
こんなに静かな恋の始まりを描けるなんて！
若い頃は「？」だったシーンも、ときめいたりできるようになったね〜^ ^
オープニングのワーナーブラザーズのロゴがボタンで出来ているのが粋。さすがっす。
ベンジャミンの人生と、関わる人達の人生を思うと涙が出ちゃった🥲
昔見た時はこんなに泣けなかったのにな。
残酷ではあったけど、人々の愛と夢で胸がいっぱいになったよ。
20年後くらいにもう一回見返したいな〜。
ありめろんは逆ベンジャミンバトン日本代表。
アンチエイジング頑張るよ🔥🔥
