皇帝の命を狙う大臣の一人オーバイの叛乱。普通のキックで頭部をぶっ飛ばし、指で頭蓋骨に穴をあける猿のような豪傑。追手から逃れて娼館に逃げ込んだ将軍だが、すぐにオーバイの一味が場所をかぎつけ戦場へと変わる。娼館に入り浸っていた青年・小宝石は、成り行きでスパイとしてオーバイの元に忍び込むことになるが、これまた更なる成り行きで、偽宦官として宦官・海大富に仕えることになる。いわゆる2重スパイもの。
人間の全身の骨を一瞬で粉にする"化骨綿掌"など、必殺技が人知を超えていて、漫画みたいで滅茶苦茶格好いい。映画の中でこんなにベタな二人羽織が観られるとは。
