いっちー

エレクトラのいっちーのレビュー・感想・評価

エレクトラ(2005年製作の映画)
2.8
「デアデビル」のヒロインエレクトラが正義の暗殺者として蘇り悪の集団「ザ・ハンド」に立ち向かうお話。

謎の蘇生術「キマグレ」の力によって蘇ったエレクトラ。冷酷な暗殺者としてきっちり仕事をこなすのは冒頭のみ。

次なるターゲットである親子に殺しを躊躇してしまい逆に助ける形に。
そして娘と仲良くなり父と恋に落ちる展開…あれ?恋人?であるデアデビルの事はもういいの?蘇って記憶がなくなった訳でもないのにそこは躊躇せんのかい。
ちょっとは彼の事を思い出してあげてほしかったです。

そんな親子との戯れが30分程続きようやく敵が動き出します。
今作のヴィラン「ザ・ハンド」という忍者集団。
キスして生気を吸い取る奴がいたり、体に描かれてる狼のタトゥーを実体化させて攻撃する奴がいたりと常人離れしてる能力を持った奴がいっぱいいるにも関わらずすごく弱い。
次々と出てきては勝手に死んでっちゃう感じです。
特に銃弾を跳ね返す程の鋼の身体を持つボブ・サップなんて出てきてすぐ大木の下敷きになって死んじゃいます。
敵のあまりの防御力の低さに笑いました。

話は面白くなくてもかっこいいアクションが見れればそれでプラマイゼロなんだけどそういうのもなくなんとも中途半端。
それ以降続編が作られないのも納得の作品でした。
いっちー

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