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雲のむこう、約束の場所のriesz77のネタバレレビュー・内容・結末

雲のむこう、約束の場所(2004年製作の映画)
2.5

このレビューはネタバレを含みます

新海誠監督の3作品目。
バイオリン奏でるBGMが作品にマッチしていた。やはり映画にとって、音楽は大切な要素。中身は新海誠監督が得意とする、羨ましくなるほどの純愛モノ。クサいけど、青春。

パラレルワールドで、日津軽海峡を挟んで日本が南北に分断されている設定。北海道は「蝦夷」と名を変え、ユニオンに支配されていた。ユニオンの塔は天空を突き抜け、その存在はアメリカとユニオンの対立に緊張感をもたらしていた
青森の中学生、浩紀と拓也は共同で作ってる飛行機ヴェラシーラで、恋心を抱く佐由理を乗せて塔まで行くことを夢見ていた。

観たあとに残る切ない感じや仄かに残る幸せな感じは、新海誠だからこそ出せる。話がそこまで盛り上がらなくても、余韻を味わえたから満足した、記憶。

男2、女1という構図がいい。
約束が行動の源になってるところにも純粋さが感じられて良かった
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