ももさく

雲のむこう、約束の場所のももさくのレビュー・感想・評価

雲のむこう、約束の場所(2004年製作の映画)
1.5
世界観が凄いので、いきなり見るとなんじゃこりゃ?と訳がわからないかもしれません。軽くあらすじを読んでからをおすすめする作品。私は読んでもちんぷんかんぷんです。

戦後、北海道はユニオンに占領され蝦夷と呼ばれている。

ユニオンはユニオンの塔と言われる巨大な塔を建設。その存在がアメリカとユニオンの間に軍事的緊張をもたらす。

ヴェシーラ(白い翼)と名付けた飛行機を藤沢浩紀(吉岡秀隆)と白川拓也(萩原聖人)が作り、それで塔まで飛ぶのを夢見ている。
2人が想いを寄せる佐由理を飛行機に乗せると約束する。

しかし、佐由理が急にいなくなり飛行機作りをやめてしまう。
ちなみに最初の設定は中学生。

記憶、脳、睡眠障害、平行?並行?宇宙(パラレルワールド)。
これが絡んでくるので非常に難しい。

塔は別世界と繋がって現実化も可能?。佐由理が眠り続けている理由とは?。塔の活動を止めているのが佐由理?。

SFで難しい事ばっかやってるんだけど結局は恋愛映画に思えるのです。

佐由理と浩紀が3年お互い会いたくて仕方がなさすぎて目覚めなくても夢で繋がっちゃったよ、夢の中で手を握り合っちゃったよみたいな?。SFと言うかファンタジーと言うかロマンチックで美しいシーンでした。

約束の場所に連れてけば眠り姫は目覚めるって話しなのかな。

テロとか爆弾ドカーンとか銃とかってシーンもあるけど結局1からまた恋をしようよ!って事なのかな。壮大なんだけど世界どうこうとかより好きな人が大事って話し?なんのこっちゃです。

悲しくも自分のアホさが分かってしまう難しい映画でした。