はるな

原子怪人の復讐のはるなのレビュー・感想・評価

原子怪人の復讐(1966年製作の映画)
5.0
西暦2889年
核爆発で人類が死に絶えた世界
隔離された山奥の豪邸で難を逃れた父と娘
何とか生き延びて豪邸に辿り着いた5人の男女
彼らを襲う原子怪人の正体とは―

かくして人類の命運は彼ら7人に託されたわけだが、例によって緊迫感は全くない。人類存亡をかけた生きるための戦いだってのに「よし、明日はプールで遊んでいいぞ!」じゃないんだよお父さん。生存者5人が次々豪邸にやってくるシーンは扉を使ったコントのよう。天丼ってこういうこと言うのね。
衝撃のエンディング、原子怪人が美女を抱えて森を歩く絵面の超絶Z級感など見所多数。弱すぎるモンスター、説得力皆無の設定、チンタラとしたストーリー運び等々お約束をきっちり守っている良作。
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