いの

リオの男のいののレビュー・感想・評価

リオの男(1964年製作の映画)
3.8
まだベルモンド出演作少ししか観ていないけど、わたしはわかっちゃいました。“チャーミング”という言葉は彼の為にある! ドジっ娘みたいにやらかすのもチャーミングだし、バカなの?と言ってしまいそうなほどアホなことするけど、それが全部魅力になってしまう。数々のアクションも惚れ惚れするというよりも、なんか笑っちゃうくらいにチャーミング。放っておけない男性って感じなんすかね。


パステルピンクの車、パステルブルーの車。鮮やかなレモン色の飛行機、そこにベルモンドがかぶる真っ赤なヘルメット、パラシュートも赤と黒でお洒落。この映画のなにがいいって、それは終始陽気なところ。誘拐されても、薬打たれても、終始陽気なフランソワーズ・ドルレアックも本当にステキ。裸足で、少年とダンスするところめっちゃ好き。


アフレコなのか、特に後半、口の動きと声が驚くほどズレまくってたけど、それすら愛らしく感じてしまうのは何故?


靴磨き少年と出会う一連のシーンもお気に入りになりました。インディ先生&キー・ホイ・クァン少年の姿とも重なります。それから、わたしがツボったのは、ワニ🐊 ベルモンドに近づいていくワニの姿さえチャーミングで笑いました。あー、楽しかった!
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