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リオの男の346のレビュー・感想・評価

リオの男(1964年製作の映画)
3.6
楽しい。

映画館でビール飲みながら、ワイワイした空気でこんな映画を観れたら楽しいだろうな。

ルパン三世のモデルってのも全然わかるし、インディージョーンズやら、この映画の影響下にある作品はみんな好きだから、この映画の偉大さがわかりました。

個人的に、ジャン・ポール・ベルモンドってどうしても気狂いピエロの印象が強くてというか、大好きすぎるぐらいに、あの頼りないみっともなさが可愛いと思ってるので、めちゃくちゃアクション俳優してて面食らった!彼がこんなにプロレスがうまいと思わなかった。殴られたり投げられたりするときの動作が本当に上手いし迫力がある。

てか、スタントなしってマジかよってシーンも多くて、この時代にジャッキー・チェンがタイムスリップしたら、2人で天下とれると思う。その代わり、スタントマンが俳優なのか、俳優がスタントマンなのか区別のつかない映画時代に突入するけど…。


物語的には少し大味で、緊張と緩和の部分がうまく作用してないとこもあるけど、そこは目をつぶって、不二子ちゃんに振り回されて、ブラジルでなぜか財宝をめぐる大冒険しちゃうジャン・ポール・ベルモンドをご覧あれ。
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