daiyuuki

実録ブルース・リー/ドラゴンと呼ばれた男のdaiyuukiのレビュー・感想・評価

4.3
「燃えよドラゴン」メモリアルエディションのブルーレイに、特典映像として収録されているスペシャルドキュメンタリー。
このドキュメンタリーでは、ブルース・リーの短くとも偉大な生涯を、ダン・イノサントやカリーム・アブドール・ジャバールやジェームズ・コバーンやボブ・ウォールやターキー木村など、生前ブルース・リーと親交があった人たちのインタビューを通じて追ったもの。
「ブルースは、自分の技を常に向上させることに熱心だった。決して伝統に従わず、自分の価値観や善悪を見極め追求する男だった」
「経験をよく分析し、良いものは残して発展させ悪いものは捨てることが大事とブルースは説いた」というストイックな武術家ブルース・リーの姿が垣間見える発言、「「燃えよ!ドラゴン」撮影中は休みなくエネルギッシュに動き回っていたり、初のハリウッド映画というプレッシャーで神経質になっていたりピリピリしていた。ナーバスになり過ぎて撮影に来ない時があっても、リンダがブルースをリラックスさせていたりしていた」というブルース・リーの人間としての弱さが垣間見える発言があったり、「撮影中や街中でブルースに挑戦する者が絶えなかったが、必ずブルースは挑戦者を叩きのめしていた」という無敵なイメージに違わない発言もあり、ブルース・リーのファンには必見のドキュメンタリー。
「ブルース・リーの人生は、短くとも武術を追求した人生だった」byチャック・ノリス
daiyuuki

daiyuuki