ヒラリー

女めくら物語のヒラリーのレビュー・感想・評価

女めくら物語(1965年製作の映画)
3.5
若尾文子映画祭
病で視力を失った鶴子(あやや)
按摩屋で働くも目が見えないばかりに男には遊ばれる。
これも宿命と思いぐっと我慢しながら働くも階段で自分の手を引いてくれた優しい人(宇津井)
一度会ったあの人が忘れられない。あの人がまた呼んでくれるから頑張れる、と恋する鶴子
住み込みで働く按摩屋で糸子という目開きの娘が入ってくる。
素行は悪いが主人に気に入られている。身体で取り入るタイプ
一度あの人から電話が入るもタイミングが悪く糸子が代わりに行ってしまう。
鶴子はあの人を取られるのでは、と躍起になるも彼は自分の事ばかり話していたようで胸を撫で下ろす。
約束をするも来ない、待てども来ない。
あの人と会えなくなった後、またあの階段で鶴子の手を引いてくれる男が現れる。
彼は自分の按摩屋に入り、程なくして鶴子と恋仲に。
綺麗なのは鶴子と奥さんだけ。
騙し騙され裏切られ、残ったものは…
自分の区切りやらなんやら言うてもあんまりじゃないかしら。
頼むからあの二人は地獄に落ちてくれ~~~~~~
ひたすら不憫なだけ…
ヒラリー

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