真っ黒の画面に「赤ちゃんなんかいらない」という台詞から始まる本作、アナーキズム全開です!!
ストーリーは人気ロック歌手マックス・フロストが、カリスマ的な魅力で大統領にまで上りつめるというもの。
ロッカーが歌の力で「投票権を21歳から14歳に引き下げろ!」という主張から大統領になれてしまう世界線とは!?
夢があっていいじゃないですか!!笑
本編で数回ライブシーンが登場しますが、スタジオでヒッピースタイルに身を包んで歌うTVショウだったり、ライブハウスでサイケデリックな照明に包まれたり、スポットライトだけ浴びてスーツを着てクールにキメたり、野外フェスで群衆を前に歌ったりと、様々なシチュエーションがあるので、音楽映画としても楽しめます。
何と言っても、マックス率いるバンドの音楽が凄く良いです。
公開当時はサントラがとても売れたそう。
主演のクリストファージョーンズは当時、第二のジェムズボンドと言われていたようですね、確かにめちゃくちゃイケメンです!!!!
原題は「WILD IN THE STREETS」直訳だと、『通りの野生』?
アカデミー賞ノミネート作品にも関わらず、今回が初のDVD化とのこと。
1960年代のカウンターカルチャーのカルトクラシックだそうなので、当時のファッションや音楽が好きな方におすすめです。