イワシ

血を吸うカメラのイワシのレビュー・感想・評価

血を吸うカメラ(1960年製作の映画)
3.7
カールハインツ・ベームがガラスを割ってアパートに殺到する警察に殺人カメラを向ける場面に泣ける。あきらかにギャング映画を模した編集とアクションが滑稽なまでに相対化してしまうカメラという装置。マキシン・オードリーと対峙する場面も素晴らしかった。被害者が殺される自分の顔を見ながら死ぬ映画としてアンドリュー・ニコル『ANON/アノン』との二本立て希望。
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