高倉健と倍賞千恵子の映画のようだ。ガンマンではなく牧童の話。それも寒ーいところの話だ。チャールトン・ヘストンは朴訥とした中年の男を見事に演じており、ベタで泣かせるシーンを楽しめる。マゾ的な痛ぶられっぷりも彼のお家芸だ。女優さんも清楚で魅力的。
あと、脇役陣が物凄い。ベン・ジョンソン、ドナルド・プレザンス、スリム・ピケンズ、ブルース・ダーンに続いて「600万ドルの男」のリー・メジャース、「007 死ぬのは奴らだ」のクリフトン・ジェームズ、さらに「007 消されたライセンス」のアンソニー・ザーブなど、まるで俳優当てクイズ状態だった。
