【糸で過去と疎通を取るよ】
『The Summer of Sangailė』Alanté Kavaïté監督作。死んだ母の記憶を辿るため、部屋に糸を張り巡らさせ、過去の音と通信を取ろうとする奇妙な作品。『セリーヌとジュリーは舟でゆく』さながらの、空間を異世界に変えるAlanté Kavaïtéの演出が面白い。

記録

気付いて、繋いで、結んで、貼って、

全て間違っていなかった
きちんと時間軸があることを見つけられた

彼女にはとても切ないことだけれど
きっと何も分からないままだったほうが寂しかったに違いない、

現実を受け止めて、それでも母親の生きた姿を探した、諦めなかった、見つけた、

さて、ここからどうするか、
目標を遂げてしまったなら、次に自分を立たしてくれるのはなんなのだろうか

想い出に、浸るだけだろうか、

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