映画っていいな

黒い十人の女の映画っていいなのレビュー・感想・評価

黒い十人の女(1961年製作の映画)
3.6
船越英二の何とも言えない男っぷり。
彼と本妻と九人の愛人が織りなす奇妙なドラマ。
船越英二、クネクネした性格で、何かと遊ぶ主人公だが、愛人と本妻が殺人を計画して、それを逆手に本妻とダミーの殺人を仕掛ける。

この作品、とにかくセルフィッシュな人たち。唯一のまともな人は自殺してしまう。真面目になんか社会じゃやってられないって事。

当時は、男から仕事を奪ったら生きていけないのか。俺なんて、今すぐにでも仕事辞めたいよ。