映画は遠い過去のはなし

黒い十人の女の映画は遠い過去のはなしのレビュー・感想・評価

黒い十人の女(1961年製作の映画)
2.8
◎オープニングでの夜の暗い坂道を女が一人、また一人と尾行していくサスペンスフルなシーン。黒が強めの陰影と坂道の効果、スペシャルな女優陣達の表情が素晴らしい。

◎海岸で十人の女に薬を飲まされて殺されるところを妄想するシーンでは、逆に白が強く陰影の薄い映像に黒いコート着たタイトル通り、黒い十人の女達。
男を海に放り投げてからは、誰一人男を見届ける者がいない(笑)

◎オープニングとエンディングは見事にスタイリッシュ。

◎タイトルからしてもっとシリアスなの想像してたけど、オープニングと後半を除いて、割とユーモアありのコメディタッチだった。のでこのスコア。