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愛と追憶の日々のMoscatoBiancoのレビュー・感想・評価

愛と追憶の日々(1983年製作の映画)
2.0
こんな大袈裟な邦題を付けるから、てっきりもっと壮大な文芸超大作かと思いました。ところが実際はコメディで、意表を突かれました。
この母娘、知性ゼロでほぼ猿。反知性主義。

ラストをしんみりさせるために、それ以前のぶっ飛びぶりは派手さを増してあります。コメディなのでやり過ぎOK。

50代の母(シャーリー・マクレーン)が隣のおっさん(ジャック・ニコルソン)とのS○Xの話を娘にするか? アメリカの母娘は進んでますね。母娘の絆。

娘(デブラ・ウィンガー)もお盛ん。出勤間際の夫を遅刻覚悟で寝室に連れ戻すし、なんか意味不明に不倫するし。
ノーパンのスカートの奥を引越し業者に見られてもへっちゃらです。
わざとでしょうけど、ガニ股で歩くのは見栄えが良くないです。

ジャック・ニコルソンはケダモノに見えます。つぶらな瞳のバンビを無惨に食い殺すケダモノ。シャイニングしか知らないからでしょうか? 今回はバンビじゃなくて50代の猿だから、まっいいか。

長男はラストで父とは会話すら拒否していたのに、初対面(?)のおっさん(ジャック・ニコルソン)の自宅プールへの誘いにはホイホイ乗りました。
おっさんが変態だったらどうするの?
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