北斗星

愛と追憶の日々の北斗星のネタバレレビュー・内容・結末

愛と追憶の日々(1983年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます


シャーリー・マクレーンの鉄の女っぷりが凄かった。強い強い!
娘役のデブラ・ウィンガーも気は強いがキュート。とにかく顔が可愛い。ハスキーボイス。


女同士、夫や彼氏のことをあけすけに話す。この辺りは男性には理解し難いかも…。母娘というより歳の離れた親友って感じかな。


エマが息を引き取ったシーンはあまりに静かで少しビックリした。

まだ幼い息子たちとの別れも呆気ないほど短い…。命が尽きる前に上の子を思いっきり抱きしめられない母も辛いけど、お兄ちゃんももう大きいから素直に甘えられなくて辛かったろうな。


ラスト、母親を亡くし、思春期に差し掛かっている長男に隣家のジャック・ニコルソンがさりげなく優しく寄り添う。 最高だった。
(普段はめちゃめちゃ子供っぽいけど、サッと大人な対応をする。)


花のある庭。 陽の光。 落ち着く音楽。それとエンドロール。
言葉(台詞)はいらない。


これも、人生


深刻な感じで終わらないのがまたいい。
北斗星

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