似太郎

愛と追憶の日々の似太郎のレビュー・感想・評価

愛と追憶の日々(1983年製作の映画)
3.8
ジェームズ・L・ブルックス監督作だと『恋愛小説家』があまりに良過ぎて、あまり語られない本作。一応オスカー受賞作。

シャーリー・マクレーンとデブラ・ウィンガーの母娘の絆がアニメ『あたしンち』の親子を想起させる…ってな訳ないか!😙

優柔不断で豪快なジャック・ニコルソンやジョン・リスゴーなどが皆、気っ風のいい善人として描かれている辺りは好感が持てる。今、こういう人間臭くてアットホームな映画少なくなってるのかなぁ〜…。(悲)

ハリウッドらしい上質なホーム・ドラマなのだが、若干ウェルメイド過ぎる嫌いもある。脚本が上手く出来てるだけに演出にあまりに「芸」が無さ過ぎる。せっかく役者陣はいいのにステレオタイプなヒューマン・ドラマに終わった典型みたいな作品。

結構、ほろりと泣けるシーンもあり品格はあったのでスコア0.1+。
似太郎

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