MasahideYoshida

愛と追憶の日々のMasahideYoshidaのレビュー・感想・評価

愛と追憶の日々(1983年製作の映画)
4.2
1983年公開
監督:ジェームズ・L・ブルックス
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いがみ合い信頼しあう不思議な母娘の半生の歴史のお話。

愛のカタチについてのお話。最初は、何だこの人たち??っていうくらい、どうしたいんだかよくワカラナイ人たち同士の不思議なコミュニケーションが続くんだけど、愛とか信頼のカタチって、当事者同士にしかわからないものがあるんだってことで、その「当事者同士にしかわからないけど、そこには歴然と愛がある」っていうのを、当事者以外の観客に伝えるように描写していくのが、すげえ役者だなあってことが途中でわかってすごい映画だってわかった感じです。

アカデミー主演女優賞は母親役のシャーリー・マクリーン。この気難しさと気まぐれさと、でもそこには愛があってね、っていう演技はすごいなあと。

2017年3月18日