天才ギャンブラー“賭聖”としての地位を確立した超能力者シン(チャウ・シンチー)は、かつて自分が打ち負かしたライバル超能力者の急襲を受け、激しいバトルの最中に強力なエネルギーの衝撃によりタイムスリップしてしまう。 
そこは1937年の上海。天真爛漫な美女ユーシン(コン・リー)にひと目惚れし、叔父にソックリな祖父(ン・マンタ)と出会い、やがて地元の顔役ディンと知りあった彼は、スパイ軍団を相手に一世一代の大勝負に挑むことに・・・ 
チャウ・シンチーが、主役を演じる「ゴッドギャンブラー」シリーズ第３作。
今回は、ゴッドギャンブラー・コウの弟子シンが、1937年の上海にタイムスリップして上海の顔役ディンを守るために川島芳子とギャンブルバトルに挑む。
チョウ・ユンファのドラマ「上海灘」や「バック・トゥ・ザフューチャー」などのパロディ、ユーシンのハートを射止めるためにいつもユーシンが懺悔している神父とすり替わって自分のことをユーシンにアピールするなどコミカルなラブコメディ、クライマックスのギャンブルバトル、頭を空っぽにして大笑いするにはもってこいのコメディ映画。

チャウ・シンチー主演の『ゴッド・ギャンブラー』シリーズ第三弾！

なんと今作では、賭聖ことチャウ・シンチーが、唐突に1937年の香港へタイムスリップします。爆笑🤣
もはや、ギャンブルあまり関係無くなります！！笑　元々チョウ・ユンファ主演だったのに、合成写真でギャグにされるだけです。

BTTFそのものな作品で、自分の叔父とそっくりなおじいちゃんに出会ったり、肉まんファーストフード店をオープンしたり、当時の美女と恋に落ちたり、川島芳子と敵対したり、はたまた日本軍と戦ったりとかなりキワキワ。
ヒロインは、なんと『さらばわが愛　覇王別姫』のコン・リー！！よく出たな。笑

実は今作香港で60%の視聴率を誇った『上海灘』をパロディにした、激動の香港史をなぞる様な作品になってます。

とは言っても、謎の肉まんミュージカルや、現代武器で日本軍をやっつけたりと、90年代香港映画ならではのハチャメチャコメディです。

今作、別バージョンがあり、台湾版は中国と国交がなかった為、コン・リーが別の女優さんが演じているバージョンがあるそうです。

そして、チャウ・シンチーは「もうお付き合いしてられん！」と、今シリーズとは決別します。『ゴッド・ギャンブラー』は、未だに延々と続編が作られていて、多分15本以上続編があります。爆笑🤣

そして、チャウ・シンチーの新作なんだけど、『人魚姫2』らしい。ただ詳細が全く分からず、一応撮影は終わっているらしく、来年の旧正月に公開してくれればって状態です😭

ちなみに、肉まんだけは日本のより、香港の肉まんが圧倒的に美味しく、コンビニの肉まんは皮がとにかくベチャベチャしてるし、具もいい肉使ってないのがダメ！

香港の美味しい肉まんは、皮がしっとりとしていて、肉もいい肉を使っております。あと、香港ローカルフードで美味しいのは、カレー味の魚つみれ団子ね！！
香港に點心食べに行きてぇー！🤤

IIからアンディ・ラウが抜け、チャウ・シンチーの単独主演作になったためか、笑いの面がかなり増えている。
シリアスな場面は探すのが難しいほど。

賭聖は相変わらず狙われる日々の中で、超能力の暴走で1937年の香港へとタイムスリップしてしまう。
香港マフィアや自身の祖父と出会い、対立する組織とのギャンブル勝負に出る。

同僚のようなイ・マンタもボケまくるし、ヒロインにコン・リーというのもまたすごい。
この手のコメディに出ることがほとんどないので貴重かも。

IIでの賭聖のライバルも登場するけど、もはやギャンブルじゃなく超能力勝負なんだけど（笑）