おもしろかった。
ロメール作品の中でも、パリの街中の話とヴァカンスの話でかなり作風が変わってくるなと感じた。
こっちはこっちでおもしろい。
まずアイデが魅力的。
最初のプロローグでもしっかり映され…
御託に満ち溢れた、それでも瑞々しい60年代のロメール。
ロメールの代名詞的なジャンルである、イヤんヴァカンス映画の中の最初の一本なんでは?(「モード家の一夜」の一作前だった)
やや下衆めな美術関係…
煩悩のない無の時間を過ごしたい主人公と、さまざまな男と関係を持ち、コレクションする女と呼ばれるヒロイン。
彼女との関係の中で、本来の理想が崩れていく主人公。人は常に他人との間に駆け引きをしており、そ…
アドリアンは友人と二人別荘でバカンスを過ごすはずだったがそこには女の子もいた
男に奔放なアイデのことを彼はコレクションする女と名付ける
アイデは肌色多めでも健康的でエロくないクールな感じの女の子、…
みんな素直になろうよ!
別荘を写し込むカットがどれもかっこよかった。
西陽が差す赤い廊下、閉まりきらないドアから覗く2人の足、窓枠に収まる穏やかな自然、ベランダの縁に横たえる男とその前で黒電話を耳…