エリック・ロメールの『六つの教訓話』シリーズの第4作。
貞操観念のない女に振り回される2人の男の話。この映画いい意味でも悪い意味でも登場人物がいちいちキモイ。いい歳をして若い女の尻を追っかけておきながらプライドだけは何が何でも死守しようとするおっさんもキモければ、自己中心的で誰とでも身体の関係を持ちたがる勘違い女もキモければ、そんな女を演じる女優に際どいビキニを履かせて舐めるように下半身を撮りまくる監督もキモイ。いや、ロメールあんたやっぱきめーよ（笑）
ラストシーンで全てを投げ捨ててしまう主人公は本当に哀しい生き物だなって思ったけどあの行動に現代的な人間味を一番感じてしまった🥺
