LEE

続・嵐を呼ぶドラゴンのLEEのレビュー・感想・評価

続・嵐を呼ぶドラゴン(1976年製作の映画)
4.0
久々にカンフー映画を補給したくなり鑑賞
非常に張徹らしい一本だった
ちなみに嵐を呼ぶドラゴンとお話は繋がってないです


ラストバトルが冒頭から始まり、その中で所々回想を挟んでいき、なぜこのような戦いをしているのかがだんだんと明らかになっていく構造
別に誰が裏切ったりするような意外な展開があるわけではないのでこの構造である必要はないんだけど、回想が終わった後バトル→回想でバトル→回想終わった後バトルのループで非常にアクション密度が高くて見終わった後は満足すること間違いなし笑
修行シーンはひたすらやれと言われたことをやっているだけだったので、何かしら奥義とかを自分で発見したりするようなシーンがあったら尚よかったかなと思った


上にも書いた通りアクション密度が凄いんだけど、武器やシチュエーションが色々と用意されていたので(僕は)最後まで飽きずに観ることができた
死ぬ時画面が赤くなって悶えながら死んだりと張徹の滅びの美学を思う存分に楽しめるアクションとなっている
傅聲の衝撃的な死に方もある意味男ばかりを描いてきた張徹らしい…のかな?と思った
でもあんだけためてためて出てきた白眉仙人がアッサリとやられてしまったのは残念


功夫映画に興味がない人にとっては面白くないかもしれないが、功夫映画好きには中々楽しめる(のではないかと思う)一本
因みに梁家仁は中ボスで、江生や鹿峰もチラッと出てます
LEE

LEE