ナユRA

マルサの女のナユRAのレビュー・感想・評価

マルサの女(1987年製作の映画)
4.5
エロとお金の話はやっぱ面白いんだわ。冒頭の父を吸う老人のシーンが強烈。食べ物のカットが続いたり、女性の裸のシーン、そして諭吉の札束。人の“欲”を描いてんだろうな。そりゃ楽しいに決まってるやん。描写が露骨で生々しいから苦手っていう人もいるだろうけど、わたし好きだわ。ラストの血でハンカチに暗証番号を描くシーン。暗証番号を教えるだけなのに、痛々しくてハラハラしたしエロティックだし切なかったし、よく思いつくなあて感動しました。
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