ゾロ

マルサの女のゾロのレビュー・感想・評価

マルサの女(1987年製作の映画)
3.5
久しぶりの再見

鑑賞後も残るあの音楽🎵

テンポが良くて
全く飽きずに一気に観れる

お金の魔力に取り憑かれた大人たちの
滑稽な姿がなんとも面白く、個性的な
キャラとキャストが素晴らしい

本作で脱税の事や調査官等の事を
知りました

脱税をする悪い大人たちだが人間臭く
どこか、憎みきれないところがある

現金を無くし全てを電子マネーにすれば
大体の事は解決すると思うが
既得権益から脱却出来ない上が
絶対やらないんだろうな…
今の社会基盤も根底から変わるから
失業者も増えそうだし、夢物語なのかな

脱税、テロへの資金流入、マネロン、振込詐欺
箪笥貯金、粉飾決済、裏金、着服

監視、防犯カメラ、ドラレコ、ネット履歴
足跡だらけの社会に生きてるのに、
お金の履歴には過敏に反応しそうだしね

城の近くのたこ焼き屋の屋台が1億円を
超える脱税をしていたニュースを見た時に
東南アジアの国で屋台のレシートを一円で
政府が買うって脱税施策を思い出した

結局、イタチごっこなんだろうな
ゾロ

ゾロ